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環境ニュース[国内]

東京都杉並区 本庁舎に緑のカーテン設置 省エネ・節電対策を推進

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.05.22 【情報源】地方自治体/2012.04.16 発表

 東京都杉並区は4月16日、同区阿佐谷南の区役所本庁舎(東棟)の南側壁面に緑のカーテンを設置した=写真。この取り組みは、緊急の課題である省エネやヒートアイランド対策の一環として2008年度から毎年実施しており、今年で5回目となる。
 7階建て本庁舎の屋上から幅28m、高さ28mのネットを下ろし、ゴーヤ、ヘチマ、キュウリの苗とアサガオの種が植えられた。5月には区内の保育園の子供らがキュウリを収穫し、給食の一品にするなど、食育にも一役買っている。
 昨年までの測定では、8月の日向と日陰の温度差は、カーテン付近で約2℃、建物壁面で約6〜15℃あった。
 昨年は9月に関東を直撃した台風15号で葉が散り、屋上に達する前に撤去することになったが、今年は再び区役所本庁舎7階を越え、屋上に届くことを目指しているという。 環境部地域エネルギー対策担当課 TEL:03-3312-2111 【東京都杉並区】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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