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環境ニュース[国内]

平成24年度 夏季の省エネルギー対策を公表

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.05.18 【情報源】資源エネルギー庁/2012.05.18 発表

 資源エネルギー庁は、平成24年5月18日に開催された、政府の省エネルギー省資源対策推進会議省庁連絡会議で決定された、政府関係機関、地方公共団体、産業界、一般家庭、NGOなどに対する、24年度夏季の省エネルギーについての要請内容を公表した。
 要請内容のうち、住宅・ビル等の省エネルギー対応として、住宅、ビル等の新築、増改築、改修等に当たっては、外壁・窓等を通しての熱の損失の防止を図るため、省エネ法に基づく住宅及び建築物の省エネルギー基準を踏まえ、断熱材の利用、設計・施工上の工夫による熱負荷の低減など的確な設計及び施工を行うこと。
 積極的なエコ住宅の新築や断熱改修などのエコリフォームに努めること。エネルギー使用機器を最適に制御するため、エネルギー管理システム(BEMS・HEMS)の導入に努めること。
 ビル等においては、省エネ診断やESCO診断等を活用し、より高効率な設備・機器の導入や適切な運転方法の見直し等により、省エネルギー化を進めるよう要請している。
 また、家電機器、OA機器等の購入に当たっては、国際エネルギースターロゴの表示や、政府、事業者等が提供するエネルギー消費効率に関する情報を参考としつつ、より省エネルギー性能の高い機器を選択すること。
 特に、エアコン、冷蔵庫、テレビ、照明の購入に当たっては統一省エネラベルによる省エネ性能表示に留意し、省エネルギー性能の高い製品を選択すること。
 消費者による上記取組を促すため、エネルギー消費機器の製造・輸入事業者・小売事業者は、機器のエネルギー消費効率を消費者にわかりやすく示すとともに、機器がエネルギー消費の削減にどのように役立つのか、どのような使い方が最もエネルギー使用量が少ないかについてきめ細かな情報提供に努めること。
 必要に応じて、省エネ家電普及促進フォーラムの活動、省エネ家電普及促進キャンペーン(平成24年6月8日から平成24年8月5日まで)を活用し、キャンペーン期間中における積極的な省エネ家電・省エネランプ等の選択・購入に努めるよう要請するとしている。【資源エネルギー庁】

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