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環境ニュース[国内]

村田製作所、「人とくるまのテクノロジー展」でエネルギーハーベスト素子を紹介

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.05.09 【情報源】企業/2012.05.07 発表

 村田製作所は、横浜市西区のパシフィコ横浜(横浜国際会議場)で開かれる自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2012」(5月23〜25日)に出展する。エネルギーハーベスト(環境発電)素子をはじめ、自動車に求められる高い信頼性を持つ部品を紹介し、技術やソリューションをアピールする。

 エネルギーハーベストは、熱、光、振動など周囲の環境に存在するエネルギーを電気に変える仕組み。村田製作所は今回、熱を電気に変換する素子とセンサーの組み合わせを想定した実験回路を使い、センサーで各種計測を行うセンシング機能への廃熱利用と、複数の電線を束にしたワイヤハーネスを削減する可能性を紹介する。

 そのほか、携帯情報端末と車載機器を接続する無線通信モジュールや、直流を交流に変換するインバータ回路のアルミ電解コンデンサーを積層セラミックコンデンサーに置き換える手法、加速度、圧力のセンサーなどを披露。安全性や環境性能を高めるための電子制御・電動化で求められる自動車の設計課題に応える製品をPRする。

 人とくるまのテクノロジー展2012は、公益社団法人の自動車技術会が主催する自動車業界の技術者・研究者向けの技術専門展で、2012年で21回目となる。毎回規模を拡大し、前年は377社が出展した。2012年は380社の参加を予定し、6万5000人(前年は5万2308人)の来場者を見込んでいる。企業の展示と同技術会の企画展示がある。【(株)村田製作所】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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