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環境ニュース[国内]

第14回日中韓三ヵ国環境大臣会合 開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2012.05.08 【情報源】環境省/2012.05.04 発表

 第14回日中韓三ヵ国環境大臣会合(TEMM14)が、平成24年5月3日、4日に中国の北京で開催された。
 日中韓三カ国環境大臣会合は、北東アジアの中核である日本・中国・韓国の三カ国の環境大臣が一堂に会し、本地域及び地球規模の環境問題に関する対話を行い、協力関係を強化するため、1999年(平成11年)から毎年開催されている。
 今回の主な出席者は、日本から細野 豪志環境大臣、中国から周 生賢(しゅう・せいけん)環境保護部長、韓国から劉 栄淑(ユ・ヨンスク)環境部長官。
 三ヵ国会合では、中国の周生賢環境保護部長が議長を務め、各国の環境政策の進展、地球規模及び地域の環境課題等について意見交換を行った。また、三カ国の学生、産業界の代表者の間で環境課題について議論が行われ、大臣会合にその内容が報告された。
 中国との二国間会談では、細野大臣から、環境省の外局として原子力規制庁が成立した後には、日中間で原子力安全規制に関する政策対話を行うこと、重金属による汚染対策協力として共同研究を行うこと、大気汚染協力として黄砂の観測データのリアルタイム共有を行うことを提案し、周部長から同提案に対して積極的に協力を進めていくことの意向が示された。
 韓国との二国間会談では、リオ+20、COP18、世界自然保護会議等の国際会議の成功に向けた日韓の協力について、意思確認等を行った。【環境省】

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