生物多様性及び生態系サービスに関する政府間の科学及び政策プラットフォーム（IPBES）　設立

　外務省は、4月16日から21日まで、パナマの首都パナマシティにおいて開催された、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間プラットフォームのあり方及び制度的取り決めを決定するための総会第2回会合において、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間の科学及び政策プラットフォーム（IPBES）の設立が採択されたと発表。
　IPBESは、生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策のつながりを強化する役割が期待されている政府間のプラットフォームとして設立に向けた2008年から検討が進められてきたもの。気候変動分野で同様に政策立案における科学的知見の活用に貢献する活動を進めている気候変動に関する政府間パネル（IPCC）の例から、生物多様性版IPCCとも呼ばれている。【外務省】