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環境ニュース[国内]

富士通、薩摩川内市の次世代エネルギーを導入したまちづくりビジョン策定に参画

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2012.04.19 【情報源】企業/2012.04.16 発表

 富士通は、鹿児島県薩摩川内市の次世代エネルギーを導入したまちづくりビジョン策定に参画する。同市が設置した組織「薩摩川内市次世代エネルギービジョン策定委員会」に市内の企業や大学とともに参加し、情報通信技術(ICT)を活用した提案で支援するとともに、スマートグリッド(次世代送電網)実験事業にも参加する。

 委員会は、薩摩川内市の持続的な経済発展に向け、長期的な視点で次世代エネルギーを活用したまちづくりの方向性や行動計画を定める。富士通は同市内に拠点があるほか、市民団体が活動状況や情報を掲載し、市民が容易にアクセスできる「市民活動情報サイト」を構築した実績があり、まちづくりビジョンにも協力することになった。

 具体的な事業では、スマートグリッドや家庭用エネルギー管理システム(HEMS)、公共交通などをまとめて制御し、地域のエネルギー消費を最適化するスマートコミュニティー(環境配慮型地域)の実現を目指す。企業誘致や産・官・学連携などを通じて地域の力を再生し、活力を生み出す。富士通はICTに基づく提言や技術支援を行う。

 薩摩川内市は九州電力の火力発電所2基と原子力発電所2基があり、エネルギー供給基地としての役割を担ってきたが、東日本大震災による福島第1原発事故を機に、次世代エネルギーを通じたまちづくりに本格的に取り組むことにした。第1回会合は4月26日に開かれ、ビジョンや行動計画の基本的な考え方が話し合われる。会合は原則として公開される。【富士通(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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