一般財団法人環境イノベーション情報機構
ヤマハ発動機、「復興支援・住宅エコポイント」に電動アシスト自転車などを提供
【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2012.04.11 【情報源】企業/2012.04.09 発表
ヤマハ発動機は、国の「復興支援・住宅エコポイント」の交換商品の提供事業者となった。同ポイントと交換した専用の金券「エコカー 自動車・二輪車共通購入券」と、東日本大震災の被災地でのみ利用できる「被災地販売店利用 自動車・二輪車共通商品券」を使ってヤマハの電動アシスト自転車、電動スクーター、スクーターが購入できる。エコカー 自動車・二輪車共通購入券は、手持ちの復興支援・住宅エコポイントの半分まで交換可能で、ヤマハの商品は、電動アシスト自転車「PAS」全製品、電動バイク「EC-03」と、125CC以下のスクーター(50CCの原付を含む)全製品が購入できる。被災地販売店利用 自動車・二輪車共通商品券は全ポイントと交換でき、ヤマハの全バイク・スクーターも対象になる。
スクーターは自動車と比べて燃費性能が高く、走行中や駐車時に占有する空間も少なく渋滞緩和にもつながり、環境負荷を低減。特に、電動スクーターや電動アシスト自転車は走行中にCO2を排出しない環境配慮型の乗り物になっているため、復興支援・住宅エコポイントで交換できる購入券・商品券での購入対象商品に採用された。スズキの各二輪車も購入券・商品券で購入できる。
復興支援・住宅エコポイントは、住宅の省エネ、住宅市場の活性化とともに、震災被災地の復興支援目的に導入された。環境に配慮した住宅を新築するか、省エネ型にリフォームするとポイントが発行され、ポイントを使用して環境関連商品、金券、被災地関連商品などと交換できる。5月1日以降のポイント発行申請には、事前に予約できる制度が新たに導入される。【ヤマハ発動機(株)】