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環境ニュース[国内]

積水ハウス、「エコ・ファーストの約束」更新、2030年までに新築住宅でCO2ゼロ

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.03.28 【情報源】企業/2012.03.26 発表

 積水ハウスは、環境分野の先進的な活動で業界をリードしていると環境省が認める「エコ・ファースト制度」の「エコ・ファースト企業」として、環境への取り組みを宣言する「エコ・ファーストの約束」を更新した。2030年までに新築一戸建て住宅でのCO2差し引きゼロ(CO2オフ住宅)の標準化を目指すことを盛り込んだ。環境大臣に更新を申告した。

 積水ハウスは2008年6月にエコ・ファースト企業に認定され、低炭素社会の実現、生態系の保全、資源循環などの活動を積極的に実施することを環境大臣と約束し、確実に行ってきた。2011年3月11日の東日本大震災を機に、住まいに対する意識が変化し、省エネ、創エネ、蓄エネへの関心が大きく高まったことを受け、エコ・ファーストの約束を更新した。

 更新したのは主に、家庭部門と事業活動に伴うCO2排出量削減の推進に関してとなり、太陽光発電燃料電池を搭載する環境配慮型住宅「グリーンファースト」や、蓄電池を加えた「グリーンファーストハイブリッド」の拡大を図り、環境に配慮した生活を提案。グリーンファーストハイブリッドで電気自動車と連携するシステムを開発し、CO2が差し引きゼロになる住宅を標準にする、と明文化した。

 グリーンファーストハイブリッドは、太陽電池燃料電池、蓄電池を連動制御するスマートハウス(次世代型環境住宅)。ピーク時間帯の電力会社からの電力の使用量を抑制するとともに、非常時にも電気が利用できる。積水ハウスは、グリーンファーストハイブリッドを各地の街づくりに積極導入し、スマートシティー(環境配慮型都市)普及に力を入れる姿勢を打ち出した。【積水ハウス(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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