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環境ニュース[国内]

サントリー、15カ所目の森林整備を京都ビール工場の水源かん養エリアで開始

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.03.22 【情報源】企業/2012.03.19 発表

 サントリーホールディングスは、全国15カ所目となる森林整備活動「天然水の森」を京都ビール工場(京都府長岡京市)の水源かん養エリアで始める。約60haを対象に「天然水の森 きょうと西山」と名付けて実施する。地元の長岡京市森林組合と、整備を推進する協定を結んだ。契約期間は30年となり、科学的なデータに基づいて取り組む。

 サントリーは2005年に、長岡京市西部に位置する丘陵地、西山(約800ha)で同市、京都府、森林所有者、学識経験者、ボランティアとともに西山森林整備推進協議会を設立し、水資源保全と森林整備を進めてきた。今回、水源かん養活動の一層の強化を目的に、うち約60haを「天然水の森 きょうと西山」として取り組んでいくことにした。

 航空レーザー計測、植生調査、過去の整備などに関する調査を行い、植生や地質・地形の情報を活用して整備の優先順位を決め、人工林天然林間伐、作業歩道の開設、松枯れ対策、地域の種苗にこだわった植樹などを手掛ける。同推進協議会の会長でもある京都大学の徳地直子・准教授の助言を受ける。

 サントリーは、生物多様性の保全と、高い水源かん養機能を持つ森を育てることを狙いに「天然水の森」を展開。「天然水の森 きょうと西山」が加わったことで、総面積は7554haになった。天然水の森は12都府県に立地し、京都府ではほかに木津川市、井手町など5市町村と連携して2010年2月から活動している「天然水の森 きょうと南山城」がある。【サントリーホールディングス(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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