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環境ニュース[国内]

オンワード樫山、フランスの服地メーカーの震災支援に参加して桜の木170本を植樹

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.03.15 【情報源】企業/2012.03.13 発表

 オンワード樫山は、フランスの老舗の服地メーカー、ドーメル(DORMEUIL)が世界規模で展開する東日本大震災の被災地支援プロジェクトに参加し、宮城県南三陸町の小・中学校4校に桜の木を計170本植樹する。プロジェクトは「KIBOU(きぼう)311」の名で、震災から1年たったことを機に始まった。

 ドーメルは、「被災地の人に希望を持ってもらいたい」「世界中の人々は大惨事を忘れてはいけない」といった思いを込めてKIBOU311を始めた。ドーメルが世界各地で展開する店舗や取引先が、KIBOU311と刻印したドーメルの生地のサンプルブック(バンチブック)を通して注文した服地の収益の一部を、寄付する仕組みになっている。

 寄付金は、震災で大きな被害に遭った南三陸町に桜の木を植樹するプロジェクトを進める社団法人LOOM NIPPON(ルーム ニッポン)に贈られ、ドーメルが創業170周年を迎えることにちなみ、計170本の桜の木を植えることにした。同町の小・中学校4校の卒業記念として、学校に植樹する。

 植樹イベントは3月17日に南三陸町立戸倉中学校で開かれ、オンワード樫山の社長をはじめ、担当者らが参加する。ドーメルがKIBOU311の生地サンプルブックで2012年春夏に選んだ生地は、同社の代表的な服地の清涼感がある春夏用の平織り素材で、オンワード樫山は、紳士服のパーソナルオーダーを中心に採用して展開する。【(株)オンワード樫山】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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