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環境ニュース[国内]

イネ科の外来植物スパルティナ・アルテルニフロラ 愛知県田原市汐川河口域で新たに確認

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2012.03.13 【情報源】環境省/2012.03.13 発表

 環境省中部地方環境事務所は、平成24年3月13日、愛知県田原市汐川河口域において新たにイネ科の外来植物スパルティナ・アルテルニフロラ※1の生育を確認したと発表。
 汐川が流れ込む汐川干潟※2は、渡り鳥の重要な生息地であり、また、希少な種を含む多種多様な動植物が生息している貴重な塩性湿地であることから、環境省中部地方環境事務所では、侵入初期段階における早期駆除が不可欠と判断し、愛知県及び、田原市の協力を得て、生育していた3株の除去を3月7日に実施した。
 環境省では、今後、関係機関の協力を得ながら注意深くモニタリングする等の対策を取るとしている。

※1 環境省特定外来生物に指定されている「スパルティナ・アングリカ」の近縁種であることから、生態系への影響が危惧されている外来植物
※2 湿原、河川湖沼干潟藻場マングローブ林サンゴ礁など、生物多様性保全の観点から重要な湿地として環境省が選定した「日本の重要湿地500」に掲載されている塩性湿地

【環境省】

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