一般財団法人環境イノベーション情報機構
3月23日は「世界気象デー」、2012年のテーマは「未来を動かす―天気・気候・水」
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.03.12 【情報源】気象庁/2012.03.12 発表
世界気象機関(WMO)は、世界気象デー(World Meteorological Day) の2012年のテーマが「気象・気候・水と持続可能な開発」であると発表した。WMOでは世界気象機関条約が発効した3月23日を「世界気象デー」とし、気象知識や国際的な気象業務について理解してもらうためのキャンペーン活動を、年ごとのテーマを設定しながら実施している。
今回のテーマは、既に様々な分野の意思決定に使われている気象・気候情報が、防災や気候変動のリスク管理などの分野で、その重要性が今後ますます高まっていくと考えられることから、持続可能な将来の実現するための気象・気候情報の重要性に焦点を当てたもの。
なおWMOと加盟各国の気象機関は、世界的な気象・気候観測のネットワークをつくり、気象や気候変動、地球環境の観測・予測に貢献している。特に2009年(平成21年)の第3 回世界気候会議で構築が決定した「気候サービスのための世界的枠組み」は、気候変動への適応や災害リスクの管理のために、様々な分野での気候情報の利用を促進するものと期待されている。【気象庁】