一般財団法人環境イノベーション情報機構
IMO 第63回海洋環境保護委員会(MEPC63)の審議結果を発表
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2012.03.05 【情報源】国土交通省/2012.03.05 発表
国土交通省は、平成24年2月27日から3月2日までロンドンのIMO本部で開催された国際海事機関(IMO)の第63回海洋環境保護委員会(MEPC63)の開催概要を発表した。今回の会合には、日本を含む101の国及び地域並びに58の機関が参加。日本からは、国土交通省、環境省、水産庁、(独)海上技術安全研究所などからなる代表団が出席した。
公表によると今回の会合では、平成25年1月に発効予定の国際海運におけるCO2 規制(燃費規制)の実施に必要な各種ガイドラインを採択した。また、船舶の省エネ対策にインセンティブを与える仕組みの導入(経済的手法)に関する議論を行った。
加えて、シップリサイクル条約(2009年5月採択)の実施に必要なガイドラインを採択した。さらに、海洋環境に有害な貨物艙残渣の分類基準を定めるMARPOL条約附属書X関連ガイドラインの審議等も行った。【国土交通省】