一般財団法人環境イノベーション情報機構
名古屋・クアラルンプール補足議定書に署名へ
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2012.03.02 【情報源】環境省/2012.03.02 発表
平成24年3月2日の閣議において「バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の責任及び救済に関する名古屋・クアラルンプール補足議定書」への署名を決定した。名古屋・クアラルンプール補足議定書は、平成22年10月に愛知県名古屋市で、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に併せて開催されたカルタヘナ議定書第5回締約国会議(MOP5)において採択されたもので、国境を越えて移動した遺伝子組換え生物により損害が生じた場合の責任と救済を定めたものであり、遺伝子組換え生物による生物多様性影響を防止するためのカルタヘナ議定書が定めるルールを補完するもの。
なお、この補足議定書には、こまでに45ヵ国及びEUが署名を行い、ラトビア及びチェコの2ヶ国が締結を行っている。40番目の国の締結から90日目の日に発効する。【環境省】