一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境経済観測調査(平成23年12月)の調査結果公表
【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2012.02.24 【情報源】環境省/2012.02.24 発表
環境省は、平成24年2月24日、環境経済観測調査(平成23年12月)の結果を公表した。今回の調査は、平成23年11月21日〜平成24年1月12日にかけて実施したもので、全国の資本金2,000万円以上の民間企業のうち、資本金、業種別の層化無作為抽出法により選定した11,908社を対象に実施。有効回答数は4,176社、有効回答率は35.1%であった。
調査結果は公表によると、環境ビジネスの業況DIは+4と前回の昨年6月調査から横ばいにとどまっていたが、引き続き全産業を上回り、10年先にかけてほとんどの環境ビジネスで改善することを予想していた。ただし、牽引役の地球温暖化対策分野では、前回調査に比べて成長期待の鈍化がみられた。
また、東北における今後の環境ビジネスの新規展開および拡充については、「再生可能エネルギー」をトップに回答全体の8.2%にあたる341社から662件の実施の意向を示していた。
※DI(Diffusion Index):景気動向指数の一種。「良い」と答えた割合(%)から悪いと答えた割合(%)を引いて算出。
【環境省】