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環境ニュース[国内]

全日空、J-VERの取り組みで鳥取県から「J-VERとっとりの森を守る優良企業」認定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.02.13 【情報源】企業/2012.02.08 発表

 全日空は、「オフセット・クレジット(J-VER)」の取り組みが評価され、鳥取県が県内の森林によるJ-VERを推進するために設けた制度「J-VERとっとりの森を守る優良企業(団体)」に認定された。2011年11月に国内線全線で行った「787カーボン・オフセットキャンペーン」で同県の森林保全に貢献したことが認められた。

 鳥取県の制度は、県内の森林で認証されたJ-VERを購入してカーボン・オフセットを実施した企業・団体を認定して森林保全を進めることが目的。認定された企業は、同県産材で作成した認定証の盾が授与されるほか、カーボン・オフセットに関する商品や広報物に県のマスコットキャラクター「トリピー」のロゴマークが使用できるようになる。

 全日空は787カーボン・オフセットキャンペーンで、546t分の鳥取県のJ-VERによってCO2をオフセットした。このキャンペーンは、環境性能に優れるボーイング787型機の世界初導入に合わせて1カ月間、機内で展開。航空機の利用で排出されるCO2のうち60Kg相当分を、乗客が1口500円でオフセットでき、参加者には間伐材で作った787型機のピンバッジを贈った。

 全日空グループは、環境省から運輸業界で初めて「エコ・ファースト企業」に2008年11月に認定されるなど、環境保全に積極的に取り組み、ボーイング787型の導入をはじめ航空機のCO2排出量削減を促進する一方、各地の空港近くでの森づくりや、空から地球について考えるフライトなどを実施している。鳥取県の認定を機に、環境活動を一層強化する。【全日本空輸(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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