一般財団法人環境イノベーション情報機構
苫小牧地点における二酸化炭素回収・貯留(CCS)実証へ
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.02.08 【情報源】経済産業省/2012.02.08 発表
経済産業省は、平成24年2月8日、苫小牧地点における二酸化炭素回収・貯留(CCS)実証試験のための設計、建設等を実施する事業者を平成24年3月15日まで公募する。CCS は、発電所や工場等の大規模排出源から分離回収した二酸化炭素を地層に貯留する技術で、二酸化炭素の排出削減効果が大きく、地球温暖化対策の重要な選択肢の一つとして世界的に期待されており、欧米諸国を中心に、商業レベル、研究レベルの具体的なプロジェクトが進行している。
日本では、CCSの早期実用化に向けて実証試験を行うべく、平成20年度から国内の候補地点における地質調査等を進めており、候補地点の一つである苫小牧地点については、平成23年6月に調査を終了し、平成23年12月末に「苫小牧地点における「貯留層総合評価」及び「実証試験計画(案)」に係る評価」を取りまとめている。【経済産業省】