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環境ニュース[国内]

日本政府、ITTOの「コンゴ盆地における持続可能な熱帯雨林経営と生物多様性保全のための能力強化計画」に無償資金協力

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2012.01.25 【情報源】外務省/2012.01.25 発表

 日本政府は、2012年1月25日、国際熱帯木材機関ITTO)がコンゴ盆地諸国(カメルーン、コンゴ(共)、コンゴ(民)及び中央アフリカ)において取り組んでいる「コンゴ盆地における持続可能な熱帯雨林経営と生物多様性保全のための能力強化計画」に対し、2億7,800万円の無償資金協力を行うことを決定した。
 この計画は、コンゴ盆地の熱帯林地域において、[1]持続可能な森林経営に関する訓練プログラムの策定、[2]訓練プログラムの実施に必要な施設・機材の整備、[3]各国の森林従事者人材育成機関の講師が、機材・策定プログラムを活用し、指導するための訓練活動−−を実施するため、この地域で活動実績のあるITTOと協力して実施するもの。
 この計画の実施により、森林技術者教育の質が向上し、さらに育成された技術者により、コンゴ盆地域内における持続可能な森林経営が推進されるとしている。また、育成された技術者が、持続可能な森林経営のノウハウを地域住民や企業に伝えることで、森林資源に依存する農村部住民の貧困削減や所得向上に貢献し、生物多様性保全や気候変動分野の対処能力向上につながるとしている。【外務省】

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