一般財団法人環境イノベーション情報機構
スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度 11月25日から調査
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2011.11.22 【情報源】林野庁/2011.11.22 発表
林野庁は、平成23年11月25日から、スギの雄花やその内部の花粉に含まれる放射性セシウムの濃度の調査を実施すると発表。今回の調査は、スギの生葉に含まれる放射性セシウムがどの程度、葉から花粉に移行するのかは明らかになっていないことから、その科学的知見を把握することを目的とするもので、福島県のスギ林132箇所及び15都県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、静岡県)のスギ林50箇所で実施する。
なお、スギ生葉に含まれる放射性セシウムについては、これまでの調査で、計画的避難区域の福島県川俣町では、最高で1キログラムあたり17万7,600ベクレル、福島県大玉村では、1キログラムあたり1万1,700ベクレルを検出している。【林野庁】