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環境ニュース[国内]

トヨタホーム、自動車と家のエネルギーを連携する国内初の環境配慮型住宅を発売

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2011.11.08 【情報源】企業/2011.11.02 発表

 トヨタホームは、自動車と家のエネルギーを連携する国内初のスマートハウス(環境配慮型住宅)を11月19日に発売する。ホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)、太陽光発電システム、EV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド車)用の充電器を装備し、CO2排出ゼロを目指す住宅として展開する。非常時給電システムも標準搭載する。

 「明日(未来)の住まいを実現した家」の意味を込めて「since asuie(シンセ・アスイエ)」と名付けた。家と自動車のCO2排出削減で環境に貢献するとともに、電力のピークシフトなど節電に役立ち、非常時に安全と安心な住まい、をコンセプトに開発。HEMSをはじめとした搭載機器システムは、家、自動車、情報技術を保有するトヨタグループの技術を活用し、すべてオリジナルのものを採用した。

 自動車とのエネルギー連携では、電力の集中を避けるピークカットやタイマー充電でEV・PHVの充電を制御する。HEMSを使うことで家の中からガレージにあるEV・PHVの充電状況や走行可能距離が確かめられるうえ、HEMSからの遠隔操作で家の電力を使って自動車の冷房を入れることができる。非常時給電システムでは、トヨタ自動車の「エスティマハイブリッド」も外部電源として使える。

 HEMSでのエネルギーの「見える化」で部屋ごとの電力使用状況が分かり、省エネ行動を促すほか、エネルギーの効率的な使用を制御・コントロールする。HEMS、太陽光発電、EV・PHV用充電器に加え、自然冷媒ヒートポンプ給湯機、熱交換型換気システムを備え、家庭用蓄電池をオプションで用意した。3.3m2あたり62万5000円から。2012年度に300戸の販売を目指す。【トヨタホーム(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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