一般財団法人環境イノベーション情報機構
2012年漁期のメロ及びオキアミの保存措置合意 南極海洋生物資源保存委員会第30回年次会合
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2011.11.07 【情報源】水産庁/2011.11.07 発表
水産庁は、南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)の第30回年次会合が、2011年10月24日から11月4日まで、オーストラリア・タスマニア州ホバートで開催されたと発表。この委員会は、南極の海洋生物資源保存管理のために1982年に設立された地域漁業管理機関で、現在、日本を含む24か国とECが加盟、年1回開催される年次会合では、海区ごとのメロ総漁獲可能量(TAC)及びメロ、オキアミ等の保存管理措置を決定する機関。
メロの保存管理措置では、海区ごとの資源状況に応じ、メロの総漁獲可能量(TAC)を決定、日本漁船が操業を予定している海区の漁獲可能量は、合計で3,998トン(2011年:3,631トン)となった。また、現在操業を禁止している海区における日本の調査計画を認めた。
また、オキアミの保存管理措置では、日本漁船が操業を予定している海区の漁獲可能量を合計で62万トン(2011年同)とすることを決定した。【水産庁】