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環境ニュース[国内]

全日空、環境性能に優れる787型機導入に合わせて環境活動「e-flight2011」展開

環境一般 CSR】 【掲載日】2011.10.21 【情報源】企業/2011.10.18 発表

 全日本空輸(ANA)は、環境性能に優れる新型航空機、ボーイング787型機の導入に合わせ、環境活動「e-flight(イーフライト)2011」を展開する。「787からはじまる、お客様と取り組むエコ」をテーマに、787型機の初めての営業便となる10月26日の成田〜香港チャーターフライトを皮切りに、11月30日まで約1カ月間にわたって国内線の全線を対象に実施する。

 e-flightは、環境コミュニケーション活動として顧客と「空の上から地球を考える」ことを狙いに2006年から毎年実施し、6年目となる。今回はANAが世界で初めて導入した最新型機、787型機の就航のタイミングで行う。787型機は機体の軽量化などで従来機より燃費を約20%向上し、CO2排出も約20%削減する。羽田〜北京、フランクフルトや羽田〜岡山、広島路線に投入する。

 e-flight2011は、カーボン・オフセットプログラムのキャンペーンや東北の海岸林再生が主な内容となる。カーボン・オフセットは、ANA便の利用で排出されるCO2を乗客の意思でオフセットするプログラムで、2009年10月から本格展開している。今回は、国内線全線の機内で500円分のオフセットに参加できるようにし、参加の証明として間伐材で製作した787のミニピンバッジを贈る。

 さらにオフセットの価格を全路線で約2割引き下げ、参加を容易にした。東北の海岸林再生は、東日本大震災で壊滅状態になった東北地区の沿岸の林の再生活動を支援する。顧客はANAマイレージプログラムで1口3000マイルから参加できる。ANAは、環境省の「エコ・ファースト企業」に運輸業界で初めて2008年11月に認定され、さまざまな環境活動を進めている。【全日本空輸(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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