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環境ニュース[国内]

平成23年度地方発カーボン・オフセット認証取得支援事業 5件を採択

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.10.13 【情報源】環境省/2011.10.13 発表

 環境省は、平成23年10月13日 平成23年度地方発カーボン・オフセット認証取得支援事業の第1次募集において採択した案件を公表した。
 この事業は、主に地方都市における適切なカーボン・オフセットの取組の更なる普及促進を図ることを目的とするもの。
 平成23年8月29日から9月30日までの公募期間に応募のあった案件の中から以下の5件を採択した。
 ○オホーツク紋別空港ビル株式会社(北海道)が申請した、オホーツク紋別空港の運営にかかるエネルギー(電気利用・ボイラー利用)から排出するCO2を、紋別市J-VER「流氷の森クレジット」を購入してカーボン・オフセットする取組。
 ○サッポロビール株式会社・株式会社サッポロライオン(北海道)が申請した、サッポロライオンが運営する「銀座ライオン」北海道内店舗で提供する生ビールを対象とし、サッポロビールの「黒ラベル」及び道内限定で販売している「サッポロクラシック」を製造する際のCO2排出量の約2倍相当分を、北海道4町(足寄町・下川町・滝上町・美幌町)J-VERを活用してカーボン・オフセットする取組。
 ○炊き出しグランプリ実行委員会・一般社団法人エコ食品健究会(宮城県)が申請した、被災地支援の一環で震災直後から行われてきた「炊き出し」について、被災地での人気が高かった炊き出し実施団体を招待しグランプリを決定するイベントで排出されたCO2排出量を、被災地で創出されたJ-VERを活用しカーボン・オフセットする取組。
 ○一般社団法人房総農芸塾・インフォコム株式会社(千葉県)が申請した、千葉県君津市の耕作放棄地である大鷲地区の里山再生プロジェクトの一環として行う「大鷲菜の花ファームプロジェクト」において、イベント開催で排出されたCO2排出量を、千葉県産・被災県産J-VERを活用しカーボン・オフセットする取組。
 ○山梨県南アルプス市(山梨県)が申請した、南アルプス市の主要農産物であるさくらんぼやシクラメン等の高級花卉に南アルプス市の小水力発電事業で創出されたJ-VERを付与し、カーボン・オフセット商品として販売。購入者の日常生活に伴うCO2排出量をカーボン・オフセットする取組。
 なお、環境省では、第2次公募として10月3日より10月31日まで公募を行っている。応募方法等詳細に関しては、プレスリリースを参照のこと。【環境省】

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