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環境ニュース[国内]

オフセット・クレジット(J-VER)制度における地域協議会を通じたマッチング支援事業の事業概要を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.09.05 【情報源】環境省/2011.09.05 発表

 環境省は、この程まとまったJ-VER地域協議会の平成23年度の活動内容を公表した。
 (株)三菱総合研究所が運営事務局を努める東日本地域の各協議会の活動概要は、[1]東日本J-VER推進協議会の東日本地域で創出されたJ-VERの取引活性化を目的とし、ポータルサイト等での個人向けJ-VER販売機会の提供や、販売促進戦略講座の開催、広報活動等のマッチング支援等の実施。[2]北海道4町J-VER協議会の北海道4町(足寄町、下川町、滝上町、美幌町)の創出済みJ-VERの、主に個人向け販売促進活動の実施。[3]北海道J-VER販売促進協議会の北海道で創出されたJ-VERの活用促進を目的とした、広告代理店との協業によりオフセット事例創出を目指した活動の実施。[4]秋田J-VER地域協議会(〜秋田県もりづくりJ-VERネットワーク〜)の秋田県内で創出された、または今後創出される森林吸収系オフセット・クレジットの取引の活性化。本年度は、県内クレジットの販売促進に向けて、世界自然遺産などの自然に恵まれ林業の盛んな秋田の地域性をアピールした戦略的広報活動を展開。[5]被災地オフセット・クレジット(J-VER)の活用による復興支援協議会の被災地(岩手県、宮城県、福島県)で創出されたJ-VERを活用することを通じて復興支援。複数の企業が被災地のJ-VERを活用したオフセット企画の実施。[6]東北6県+新潟県 木質ペレット使用によるJ-VER地域協議会の東北6県(青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県)および新潟県で、木質ペレットを使用したJ-VERプロジェクトを実施する事業者とプロバイダーにより、クレジットのマッチング機会の創出、およびクレジットの活用方法についての検討。
 また、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)が運営事務局を努める中日本及び西日本地域の各協議会の活動概要は、[1]中・西日本J-VER推進協議会の中・西日本地域で創出されたJ-VERの取引活性化を目的としがマッチング支援。[2]徳島カーボン・オフセット推進協議会の徳島県下で開催されるセミナー・シンポジウム会場などでのカーボン・オフセットの出前PR等の開催と事務局内に相談窓口を設置し、カーボン・オフセットの普及・啓発。[3]高知県オフセット・クレジット推進協議会のマッチングイベントや現地見学等、オフセット・クレジット(J-VER)関連のイベント・研修会や説明会を開催することによるJ-VER制度の普及・啓発。[4]九州オフセット推進協議会の九州地域の環境関連団体等の会議・勉強会での普及活動及び九州広域の森林関係者等と連携して、J-VER制度やカーボン・オフセットをテーマとしたセミナーの開催。

○各地域協議会に関する問い合わせ先
・東日本地域(北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県)
株式会社三菱総合研究所
TEL:03-6705-6143 / E-mail:jver@mri.co.jp
http://www.mri.co.jp/
・中日本・西日本地域(上記以外の都道府県)
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
TEL:03-6711-1520 / E-mail:jver@murc.jp
http://www.murc.jp/j-ver/index.html

【環境省】

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