一般財団法人環境イノベーション情報機構
揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制対策を支援するためのパソコン用ソフト(EVABAT:エババット) 試験運用開始
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2011.08.18 【情報源】環境省/2011.08.18 発表
環境省は、日本産業洗浄協議会と東京大学が開発した揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制対策を支援するためのパソコン用ソフト(EVABAT:エババット)の利用を平成23年8月31日から開始すると発表。EVABATとは、Economically Viable Application of Best Available Technologyの略であり、事業者が対策を検討・実施する際に、自社の状況に応じて、投資可能な無理のない範囲で、最も効果の高い対策を検討するためのもので、事業者が使っている洗浄施設の寸法や洗浄剤の使用量などの設備条件、作業条件、洗浄剤の購入価格などの投資条件を入力することにより、洗浄現場の個々の条件に合わせて、様々な排出抑制対策の効果及びコスト(ランニングコスト、償却期間)を定量的に計算することが出来るので、これまでに実施した対策効果の分析や現在実施している対策の改善、今後の対策の検討などに活用することが出来る。
利用申込方法等詳細に関しては日本産業洗浄協議会ホームページを( http://www.jicc.org/ )参照のこと。【環境省】