一般財団法人環境イノベーション情報機構
滋賀県 広域連合の節電キャンペーン 県、家庭の生活様式など提案
【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2011.08.05 【情報源】地方自治体/2011.07.18 発表
関西広域連合の「節電対策重点キャンペーン」が始まった6月22日、滋賀県は「夏の節電クールアクション2011」として運動をスタートさせた。関西電力による一律15%程度の節電要請に対し、電力需要ピーク時のカット対策に重点を置いている。「節電クールライフ」を提案するなど家庭やオフィスでの節電啓発に力を入れる一方、景気への影響を避けるため工場などには節電を求めていない。県庁では6月から節電対策を先行実施しているが、22日から廊下の消灯とエレベーターの一部運行停止を追加。廊下の消灯で1.5%、エレベーターの停止で0.3%の最大電力を削減できるという。今後は、下水道施設の運転時間変更や照明のさらなる利用縮小を行うほか、職員の自主参加で県庁周辺の打ち水に取り組む予定。
また、すでに庁舎別の電気使用量を1週間ごとにグラフ化。庁内の節電状況を「見える化」することで、職員の節電意識向上を図っている。
家庭やオフィスには、空調の設定温度を28℃にすることや冷蔵庫やテレビの省エネモード設定などを呼びかけている。節電対策のチラシも配布する予定。 総合政策部企画調整課 TEL:077-528-3312 【滋賀県】