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環境ニュース[国内]

第63回国際捕鯨委員会(IWC)年次会合 開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2011.07.15 【情報源】水産庁/2011.07.15 発表

 2011年7月11日から英領チャネル諸島のジャージー島で開催されていた、国際捕鯨委員会(IWC)第63回年次総会が7月14日に閉幕した。
 今回の会議には、IWC加盟88か国のうち60か国が出席。「IWCの将来」、「サンクチュアリー」「海上の安全」、「財政運営問題」等の内容が検討された。
 このうち サンクチュアリーについては、ブラジル及びアルゼンチンによる「南大西洋サンクチュアリー」提案(南大西洋を保護区域とし、一切の商業捕鯨を禁止するもの)の設置に関する共同提案について、コンセンサスが得られず、次回年次会合において継続審議となった。
 海上の安全に関しては、シー・シェパード(SS)による我が国の鯨類捕獲調査船に対する妨害行為について、映像を用いたプレゼンテーションを行い、関係国が再発防止のための実効的な措置を講じるよう強く要請しました。多くの国から、SSによる暴力的な妨害行為に対する非難を表明した。
 また、SSによる危険な妨害活動により、我が国が、船舶の安全と乗組員の生命を守るため、2010/11年度の南極鯨類捕獲調査において、調査を早期に切り上げたことに留意すること。捕鯨の問題に関する考えの違いは、暴力的行動により解決すべきではないことに合意すること。関係国政府に対し、海上における人命・財産を脅かす行為を防止・抑制するため、関係する国際法・国内法令に基づき措置を講じること等を要請することを採択した。【水産庁】

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