一般財団法人環境イノベーション情報機構
第30回温泉関係功労者として7名を表彰へ
【自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2011.07.11 【情報源】環境省/2011.07.09 発表
環境省は、温泉関係功労者として、7名を平成20年7月22日に大臣表彰すると発表。温泉関係功労者表彰は、温泉の保護や、温泉の採取等に伴って発生する可燃性天然ガスによる災害の防止、また温泉の適正利用に関して、特に顕著な功績のあった個人・団体の功績をたたえるため、昭和57年度から実施されているもので、今回は第30回の表彰。
今回表彰を受ける7名のうち、島根県自然環境保全審議会温泉部会委員で、環境分析化学が専門の奥村 稔氏の功績は、日本分析化学会、日本化学会、日本地球化学会、日本陸水学会、日本環境化学会、環境科学会に所属し、学会活動も行いながら、現在も環境分析化学等の研究、研鑽を継続している。その蓄積された専門知識を生かし、平成6年から島根県自然環境保全審議会委員(温泉部会)の学識経験者(環境分析化学)として温泉掘削等による水質関連での地域への影響などの他、温泉資源の保護と活用に関し審議会において意見を述べるなど、温泉行政の推進に貢献した。【環境省】