アノリス属3種の外来生物法規制対象種追加に対応　種取扱い細目・施行規則の改正が公布

　特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律（外来生物法）に基づき、アノリス属3種が特定外来生物に追加指定されたことに伴い、特定外来生物ごとに定める特定飼養等施設の基準の細目等が一部改正され、平成23年6月27日の官報に掲載された。
　今回追加指定された特定外来生物については、平成23年7月1日から、その飼養、保管又は運搬（飼養等）、輸入その他の取扱いについて、規制が開始される。
　外来生物法により指定された特定外来生物の飼養等は原則として禁止されているが、学術研究等の定められた目的で、定められた基準を満たす施設の中で取り扱う場合には許可を得ることがでる。
　なお、現在これらの種を飼養等している場合、平成23年12月31日までに飼養等許可申請を提出しなければならない。【環境省】