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環境ニュース[国内]

千葉県 県レッドデータブック改訂 絶滅危惧種への理解を促進

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2011.06.17 【情報源】地方自治体/2011.04.26 発表

 千葉県は4月、県内で絶滅の恐れのある野生動物に関する情報を記載した「千葉県の保護上重要な野生生物―千葉県レッドデータブック―動物編2011年改訂版」を取りまとめた。これは、絶滅の恐れのある野生動物について、認識や理解を深めてもらうとともに、事業活動にあたって適切な配慮をしてもらうよう作成したもの。
 県では動物編と植物・菌類編の2つのレッドデータブックを作成しており、動物編は2000年に初版を作成し、06年に種のリストのみ見直しを行ったが、今回は初めての全面的な見直しとなった。
 改訂は県レッドデータブック改訂委員会(委員長:元千葉県立中央博物館副館長・大場達之氏)のもと、09〜10年度に現地調査、文献調査などにより行われた。
 掲載種は合計902種で、前回(06年の873種)より29種増加。また、消息不明・絶滅生物は前回より4種増加。最重要保護生物は前回より23種増加。選定から外れた種は24種となった。
 同書は県生物多様性センターのホームページ( http://www.bdcchiba.jp/endangered/index.html )でダウンロードできるほか、県文書館で購入できる(1530円)。 環境生活部自然保護課 TEL:043-265-3601 【千葉県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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