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環境ニュース[国内]

平成22年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)実証試験結果報告書を環境省が承認

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2011.05.20 【情報源】環境省/2011.05.20 発表

 平成22年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)の実証試験結果報告書が、実証機関であるNPO法人地中熱利用促進協議会が作成し、報告を受けた環境省はこれを承認した。
 環境技術実証事業は、すでに適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするもの。
 今回、実証試験を行った各実証対象技術は、ヒートアイランド対策技術のうち、地中熱及び下水熱等を熱源とし、ヒートポンプによって効率的に暖冷房を行う「地下熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム技術」。この技術分野では、3つの技術のまとまり(実証単位:A、B、C)に区分けし、その実証単位において選定された実証対象技術の実証試験を実施した。具体的には、施設に設置され稼働中の地中熱等利用空調システム(A:システム全体)、水冷式ヒートポンプ(B:地中熱・下水熱専用ヒートポンプ)、建設中の施設に掘削された地中熱交換器(C:地中熱交換部)の3技術。今回の実証試験により、各実証対象技術のヒートアイランド対策性能等について確認された。
 各実証対象技術の実証試験結果報告書の詳細等は、今後、環境技術実証事業ウェブサイトのヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)ウェブページ( http://www.env.go.jp/policy/etv/s05_c3.html )及び実証技術情報(実証結果一覧)ウェブページ( http://www.env.go.jp/policy/etv/list_20.html )から自由にダウンロードすることが可能となる予定。【環境省】

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