一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

国連気候変動枠組条約事務局長、グリーン気候基金を設計する移行委員会への期待を表明

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.05.16 【情報源】/2011.04.29 発表

 気候変動枠組条約の締約国会議で合意されたグリーン気候基金の移行委員会初回会合が、2011年4月28、29日メキシコシティーで行われた。この会合に出席した同条約のフィゲレス事務局長は、カンクン合意に盛り込まれた同基金の設立は、途上国気候変動対策のための資金供与拡大へと大きく道を開くものし、12月に南アフリカのダーバンで開催されるCOP17に向け、各国が再び前進したことを示唆した。同事務局長によると、各国政府および企業、投資家等は、気候変動に強い低炭素の未来について、その必要性だけでなく、その持続可能性および有益性をも認識している。そのため、資金供与は予想より早く進むと期待され、グリーン気候基金の適切な設計がその迅速な流れを促すとしている。移行委員会は、途上国・先進国双方の金融や気候変動の専門家で構成され、同基金が途上国の低炭素経済への移行や気候変動への対処を支援する中心的なツールとして、今後、基金の効果的な設計を提案しCOP17での承認を目指す。2020年まで毎年1000億ドルが先進国の官民双方から拠出されると合意されており、グリーン気候基金がその中で大きな役割を果たすとされる。【国連気候変動枠組み条約事務局(UNFCCC)】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース