一般財団法人環境イノベーション情報機構
水産庁 インド洋まぐろ類委員会(IOTC)第15回年次会合の結果公表
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2011.03.23 【情報源】水産庁/2011.03.23 発表
水産庁は、平成23年3月14日から22日にかけ、スリランカのコロンボで開催されたインド洋まぐろ類委員会(IOTC)第15回年次会合の開催結果を公表した。IOTCは、インド洋を対象水域とする、マグロ類の資源保存・最適利用確保を目的とした機関。
今回の会合には、加盟する24の国と地域が参加し、[1]マグロ類等資源の保存管理措置、[2]保存管理措置の遵守状況の審査、などの検討を行った。
このうちマグロ類等資源の保存管理措置に関しては、2012年の作業部会において、総許容漁獲量(TAC: Total Allowable Catch)及び国別漁獲割当の設定等に関する検討を行った上で、同年の年次会合で、メバチ、キハダ等のTAC 及び国別割当又はその代替措置の設定について議論することを確認した。
また、保存管理措置の遵守状況の審査については、加盟国毎に、漁獲データ提出及び漁船登録などの保存管理措置の実施状況の審査が行われ、実施が不十分な事項について各加盟国は改善を図っていくこととなった。【水産庁】