一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成22年度外来生物問題等認知度調査結果 公表
【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2011.02.17 【情報源】環境省/2011.02.17 発表
環境省は、平成22年度外来生物問題等認知度調査の結果を平成23年2月17日までに取りまとめ、公表した。この調査は、平成22年12月後半〜平成23年1月前半にかけてインターネットを用いて行ったもの。
公表によると、外来種・外来生物の意味を知っていると回答した者の割合に比べ、外来生物法の内容を知っていると回答した者の割合は少なかった。また、外来生物法について報道機関から知ったと回答した者が7割を超え、報道機関による影響の大きさが改めて示された。
外来種・外来生物を知らないと回答した者の割合は、20代男性及び10 代、30代、70代女性の各層が他の層に比べ高く、外来生物法を知らないと回答した者の割合は、20代男性及び10代、30代女性の各層が他の層に比べて高い値を示した。これにより、外来種・外来生物問題及び外来生物法の両方の認知度が共に他の層に比べ低い値を示したのは、男性は20代、女性では10代と 30代であることが分かった。
アライグマをはじめ、具体的にどの生き物が外来生物であるかの認知度は未だ十分ではない状況にあることが示された。【環境省】