一般財団法人環境イノベーション情報機構
アホウドリのヒナ15羽を新繁殖地聟島へ無事に移送
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2011.02.10 【情報源】環境省/2011.02.08 発表
環境省は、平成23年2月8日にアホウドリの繁殖地である伊豆諸島鳥島から小笠原諸島聟島まで、ヒナ15羽を移送したと発表。今回の移送は、(財)山階鳥類研究所が実施の中心となり、環境省と米国魚類野生生物局、三井物産環境基金、公益信託サントリー世界愛鳥基金等の支援を得て実施している小笠原群島聟島におけるアホウドリの新繁殖地形成事業の一環として行ったもの。
8日早朝に、鳥島において移送するヒナ15羽を捕獲しヘリコプターで移送。14時35分に、聟島の放鳥ポイントにおいて、ヒナ15羽を無事放鳥したとのこと。
今後は、ヒナが巣立つ5月下旬頃まで、(財)山階鳥類研究所の研究員が聟島に滞在し、人工飼育を行う予定。【環境省】