汚染土壌の浄化技術　平成21年度採択4件について技術評価結果を公表

　環境省は、実用段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染調査・対策技術や、ダイオキシン類汚染土壌浄化技術の総合的技術評価事業の平成21年度対象技術4件の評価結果について発表した。
　今回評価対象となったのは、[1]大成建設（株）の「嫌気ベンゼン分解菌DN11株を用いる帯水層のバイオレメディエーション」、[2]アジア航測（株）の「スチーム-エアインジェクション法による揮発性有機化合物の原位置浄化技術（TSVE工法・加熱土壌ガス吸引法）」、[3]（株）竹中工務店の「重金属類汚染土壌のオンサイト洗浄工法」及び[4]「フェントン薬剤による中性領域での原位置フラッシング工法」。
　公表された評価結果には、「平成21年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査及びダイオキシン類汚染土壌浄化技術等確立調査」検討会による概評を付している。【環境省】