一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

意見募集開始 第7次総量規制の「総量規制基準」設定方法を示す報告案

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2010.12.01 【情報源】環境省/2010.11.30 発表

 中央環境審議会水環境部会の総量規制専門委員会は平成22年11月30日までに、第7次総量規制でのCOD窒素・りん含有量に関する「総量規制基準」設定方法を示す報告案をまとめ、この案について12月13日まで意見募集を行うことにした。
 水質総量規制制度は、人口・産業が集中する広域的な閉鎖性海域の水質汚濁を防止するために、昭和53年に「水質汚濁防止法」と「瀬戸内海環境保全特別措置法」の改正により導入された制度。
 水質汚濁が問題となっている東京湾、伊勢湾、瀬戸内海に流入する各集水域ごとに、環境大臣が目標年度、発生源別・都府県別の削減目標量に関する「総量削減基本方針」を定め、関係都府県知事はこれに基づき、削減目標量を達成するための「総量削減計画」を策定するとされている。また各知事は、関係地域にある一定規模以上の工場・事業場から排出される汚濁負荷量についての「総量規制基準」を環境大臣が示した範囲内で定めることになっている。
 今回の報告案は、22年3月に、第7次水質総量規制の方向性を示す答申が行われたことを踏まえて、検討されたもの。
 [1]総量規制基準の位置付け、[2]総量規制基準の適用、[3]総量規制基準の設定方法を定めるに当たって考慮すべき事項、[4]総量規制基準の設定方法の検討、[5]総量規制基準の設定方法、[6]都府県が総量規制基準を定める際の留意事項−−が示されている。
 意見の提出方法等詳細に関してはプレスリリースを参照のこと。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク