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環境ニュース[国内]

三菱地所、東京・吉祥寺の環境配慮型マンションを2011年1月に販売開始

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2010.11.17 【情報源】企業/2010.11.12 発表

 三菱地所は、東京都武蔵野市の吉祥寺エリアで進めている環境配慮型マンションプロジェクトを「パークハウス吉祥寺OIKOS(オイコス)」と名付け、2011年1月に販売を始める。さまざまな省CO2技術を搭載し、マンション全体で年間13.3t削減するとともに、各戸のエネルギー消費を大幅に削減する。

 パークハウス吉祥寺OIKOSは、鉄筋コンクリート4階建てで総戸数9戸。敷地面積361.29m2、延べ床面積703.24m2。外断熱工法を採用して建物全体を断熱材で覆い、窓枠には木製の断熱サッシュを使った。マンションで初めて各戸別の太陽熱利用給湯システムを導入し、従来の給湯器に比べCO2を30%以上削減する。

 共用部分は、屋根に設置した太陽光発電パネルとLED(発光ダイオード)照明を組み合わせ、昼間は自然エネルギーの電力だけでの運用を目指す。駐車場はなく、各戸に2台分の駐輪スペースを設け、マイカーに頼らない環境にやさしいライフスタイルを提案する。自転車以外では、バスやレンタカーの利用を勧める。

 販売方法でも環境に配慮した。従来のようなモデルルームを使った販売をやめ、建物が完成してから分譲する。これによってモデルルームで発生する産業廃棄物が削減できる。通常使用する宣伝用のパンフレットも、販売時に完成した建物の実物が見られることから作成を見送り、紙資源の節減につなげる。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)



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