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環境ニュース[国内]

キヤノンMJ、事業活動で排出されるCO2を森林整備でオフセット

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.11.04 【情報源】企業/2010.11.01 発表

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、オフセット・クレジット(J-VER)制度を活用して、事業活動で生じるCO2排出量の一部を、国内の森林整備のCO2吸収量でオフセットする取り組みを始めた。5月に始めた社会貢献活動「未来につなぐふるさとプロジェクト」の一環として環境活動を強化する。コピー用紙販売での寄付も実施する。

 再生製品のオフィス用複合機「Refreshed(リフレッシュド)シリーズ」の製造段階までに発生するCO2排出量と、使用済みカートリッジの回収輸送時にトラックなどから発生するCO2排出量を、森林の再生支援によってオフセットする。オフセット対象地域は、林野庁の山村再生対策を担う山村再生支援センターの協力で、三重県と岩手県の森林を選んだ。

 キヤノンMJはこれまで、社会貢献の活動資金として使用済みカートリッジの回収量に応じて換算した額をあててきたが、12月からは森林認証制度の加工流通の認証(CoC認証)を取得したコピー用紙の新製品「PB PAPER(ピービーペーパー)」の販売量に応じた額を同プロジェクトに寄付し、社会貢献活動を拡充させる。

 未来につなぐふるさとプロジェクトは、従業員や取引先などの利害関係者やNPO・地域住民と連携して全国の森づくりや山村の棚田干潟の保全活動を行い、生物多様性に貢献することを目的に展開している。今後は、ボランティアによる自然再生活動のほか、森林再生支援でのカーボンオフセットに積極的に取り組んでいく。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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