一般財団法人環境イノベーション情報機構
水産庁 メバチ混獲回避技術観察調査を実施へ
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2010.10.27 【情報源】水産庁/2010.10.27 発表
水産庁は、熱帯太平洋西部において、(独)水産総合研究センター及びまき網漁業者の協力により、メバチ混獲回避技術観察調査を実施すると発表。今回の調査は、照洋丸(水産庁)、日本丸((独)水産総合研究センター)及びまき網漁船が共同で、目合いの大きな網(大目網)を抜ける小型魚の実態把握調査を行うとともに、強い光を用いた混獲削減手法の開発につながる知見を収集することを目的として実施するもの。
平成20年12月には、開催された中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第5回年次会合において、平成21年から3年間でメバチの漁獲を30%削減するとともに、まき網漁船による人工流木を使用したメバチ幼魚の漁獲を削減させる方法を探究するための、3ヶ年計画の開発と実施に取り組むことが採択されていた。【水産庁】