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環境ニュース[国内]

リコー、COP10とCOP/MOP5のドキュメント出力環境の運用管理を受託

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.10.12 【情報源】企業/2010.10.12 発表

 リコーは、名古屋市で開催される「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」(10月18〜29日)と、「カルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP/MOP5)」(10月11〜15日)で、会議に使われるドキュメントの出力運用管理業務を受託した。省エネ技術を搭載したデジタル複合機やプリンターを導入する。効率的にドキュメントを出力する環境「マネージド・ドキュメント・サービス(MDS)」を提供し、運営品質の維持・改善を継続して実施する。

 出力環境は、消費電力量を抑制したデジタル複合機、プリンターの合計114台で構成する。不要な機密文書の回収・溶解サービスも管理業務に盛り込み、環境とセキュリティに配慮して運用する。24時間の保守サポートも行う。MDSは、ドキュメント入出力状況を詳細に分析し、最適な機器の配置や効率的なワークフローを提案するとともに、運用・管理を一括して請け負って提案したり改善したりするサービスとして、リコーが世界的に展開している。

 環境経営を掲げて環境負荷の削減を積極的に進め、生物多様性の保全にもいち早く取り組んでいるリコーグループの企業姿勢が評価され、今回、COP10、COP/MOP5の出力業務の委託事業者に選ばれた。さらに、製品が持つ環境性能だけでなく、調達から生産、販売、廃棄まで、製品のライフサイクルすべての段階で環境負荷を削減する考え方が認められたという。

 リコーグループは、1999年から森林生態系保全プロジェクトや、社員らの自主的な活動を推進する「環境ボランティアリーダー養成プログラム」など、生態系を保全する活動を展開してきた。「リコーグループ生物多様性方針」を2009年3月に策定し、事業活動でも生物多様性に配慮する方向性を打ち出した。自社製品・サービスによるCOP10、COP/MOP5の運営サポートを機に、生物多様性の保全に一層貢献していく考え。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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