一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

日産のEV「リーフ」のエコ対策は? 全国181カ所に急速充電器

エコビジネス】 【掲載日】2010.09.24 【情報源】企業/2010.09.21 発表

 日産自動車は、12月に発売する電気自動車(EV)「リーフ」の個人や法人のオーナー向けに、サポートプログラムを会員制で提供する。携帯電話やパソコンからバッテリー状態がチェックできるようになる。ほかにも、充電器を案内するナビゲーションシステムや、LED(発光ダイオード)ヘッドランプ、車両接近通報装置、充電ケーブルなどを装備。「G」と呼ぶグレードの車両には、ナビなどに使う12Vバッテリーを補充電する太陽電池モジュールも設置する。

 リーフに搭載する通信機能を使って携帯電話やパソコンから充電状況の確認や充電の指示、エアコン設定などができるIT(情報技術)サービスを提供するほか、6カ月ごとの点検と初回の車検費用を負担する。充電切れには24時間体制でオペレーターが対応し、緊急時にかかった費用を最高55万円まで補償する。個人向けの会費は月1500円。法人会員へは走行距離に応じたCO2削減データに関する報告書も作成する。

 また、日産ディーラー店舗のうち181店舗に急速充電器を設置する。充電器は、リーフ発売までに全国の日産ディーラー約2200店舗に200Vの普通充電器を2基ずつ設置するほか、181店舗には短時間で充電できる急速充電器を配備。急速充電器がある店舗を中心に半径40kmの円でほぼ全国をカバーできるという。日産は、EV普及のために最も重要な充電インフラを全国に整備するとともに、手厚いサポートサービスによってEVへの不安を払しょくし、リーフの購入を促す考え。9月15日からディーラーで仮注文を受け付けている。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース