農水省　第3回「地産地消の仕事人」の選定結果を公表

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.09.21 【情報源】農林水産省／2010.09.21 発表

　農林水産省は、平成22年8月30日に「地産地消の仕事人」選定委員会を開催し、全国で地産地消に取り組む42人を第3回「地産地消の仕事人」として選定し、公表した。
　地産地消の推進にあたっては、生産から流通・販売までの多様な分野で知見や経験を有する人材の育成・確保が重要となってくることから、全国各地で活躍している「地産地消の仕事人」を平成22年6月1日から7月2日まで募集していたもの。
　地産地消の取組は、消費者に地域の農産物を購入する機会を提供し、農業者と消費者をつなぐことにより、食料自給率の向上や地域農業の活性化に資するとともに、食品の輸送距離を縮め、輸送に伴う二酸化炭素の排出の縮減にも寄与することが期待されている。
　なお、今回は、農業者などの農業生産従事者や料理人などの地場産物の活用者のほか、県内の直売所間のネットワークづくりにより直売所間の交流やレベルアップに貢献したジャーナリスト、独自の流通システムの導入により給食での地場農産物利用率を向上させた給食サービス事業者、直売所を食と農のテーマパークとして運営する直売所店長なども選定している。【農林水産省】