一般財団法人環境イノベーション情報機構
マツダ、広島県と森林保全・管理協定を締結し「マツダの森」で保全活動
【環境一般 CSR】 【掲載日】2010.09.06 【情報源】企業/2010.09.02 発表
マツダは、広島県と森林保全・管理協定を締結し、広島市東区の公園・緑地、広島県緑化センター内の「マツダの森」と愛称を付けた区画を中心に、地域の森林保全活動に協力する。社員がボランティアで森林整備を進め、同センター内の天然林の維持、育成を進めていく。協定期間は2013年8月までの3年間。同センターは広さ125haで、同社の本社の北東に広がる。そのうち5.85haをマツダの森と名付け、同センターの管理者と連携して保全活動を展開。同社の社員らが、同センターの職員、地域の森林整備団体の指導を受けながら、ボランティアで下草刈りなどの森林整備や遊歩道の補修を実施し、広葉樹の天然林を保全する。
同社は同県と協定を結ぶと同時に、同県内で企業の森づくりを推進する団体「ひろしまの森林(もり)づくりフォーラム」に加わる。同フォーラムは2006年3月に設立。県内の企業や森林関係団体が相互に協力・連携し合って森づくりを推進。現在、28団体が加入している。
マツダの森での取り組みは、同社の創立90周年を記念した社会貢献活動の一環。森林保全活動を通して社員の環境意識を高めるとともに、森林整備に参加している地域住民らと交流を深めることが狙い。