一般財団法人環境イノベーション情報機構
長野県 家庭のエネルギー消費に関するアンケート結果をとりまとめ
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.09.02 【情報源】地方自治体/2010.07.01 発表
長野県は、地球温暖化対策に重要な家庭からの二酸化炭素(CO2)排出量の削減策を検討するため、県内の10市町村を対象に、エネルギー消費状況を把握するためのアンケートを実施し、その集計結果をとりまとめた。2009年12月〜10年1月、長野市をはじめ県内10市町村において、無作為抽出により各市町200世帯の合計2000世帯を対象に、訪問留置調査を行った。有効回収数は979世帯、有効回収率は49%。
調査項目は、電気・都市ガス・プロパンガス・灯油の過去1年ごとの消費量▽自動車の過去1年間の燃料消費量▽省エネ行動の取り組み状況―など。
9割の世帯が暖房に灯油を使用し、冷房は半数の人が使っていない▽太陽熱温水器は9%、太陽光発電は3%の世帯で使用▽薪ストーブと薪風呂はいずれも4%、木質バイオマスの利用が一定割合を占める▽エネルギー消費量は冬季に多く、夏季に少ない▽家庭のエネルギー消費に伴うCO2排出量のうち3分の1が自動車から―などの調査結果が得られた。 環境部環境政策課 TEL:026-235-7022 【長野県】