一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

国交省に申請のあった京都メカニズム案件がCDMプロジェクトとして承認される

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.08.23 【情報源】国土交通省/2010.08.23 発表

 国土交通省に申請されていたクリーン開発メカニズム(CDM)にかかるプロジェクトが、平成22年9月23日付けで「京都メカニズム推進・活用会議」で承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。
 CDMは、各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国の資金・技術支援により開発途上国において温室効果ガスの排出削減事業を実施し、そこから生じる削減量を先進国の削減約束の達成に利用できる制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
 今回承認されたのは、清水建設株式会社、株式会社オオスミ及び有限会社クライメート・エキスパーツがシリアで実施する「シリア国GFC社の硝酸製造プラントにおけるテールガス中のN2Oガス触媒分解プロジェクト」の1件。
 このプロジェクトは、シリアアラブ共和国ホムス市近郊の国営肥料工場の硝酸製造プラントのテールガス中に含まれるN2Oガスを、触媒によって分解処理しようとするもので、年間198,963トンCO2の二酸化炭素排出量を削減出来る見込み。【国土交通省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク