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環境ニュース[国内]

神奈川県 2008年度のCO2排出量が大幅減

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.08.06 【情報源】地方自治体/2010.05.10 発表

 県の温室効果ガス排出量推計が、2008年度(速報値)に大幅に減少したことがわかった。特に製造業や建設業などの産業部門で二酸化炭素(CO2)排出量の下げ幅が大きい。
 温室効果ガス排出量の推計は、国のエネルギー消費統計など各種統計をもとに算定し、08年度から国の方法に合わせて年度ごとの発表とした。
 08年度の県内の温室効果ガス排出量(速報値)は、CO2換算で7475万t。07年の確定値(1〜12月)に比べて5.6%減少した。このうち、97.4%を占めるCO2排出量は7278万tで、07年に比べ5.8%の大幅減となった。
 とりわけ、県内CO2排出量の43.8%を占め、シェアの大きい製造業、農林水産業、建設業などの「産業部門」が07年比で9.7%の減少。電気、ガスなどの「エネルギー転換部門」が同5.7%の減少となった。
 一方、景気の影響の小さい「家庭部門」と、サービス関連産業や公的機関などの「業務部門」は、08年度は小幅な減少にとどまった。 環境農政局環境部地球温暖化対策課 TEL:045-210-4076 【神奈川県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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