一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成22年度 コベネフィットCDMモデル事業の採択について
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2010.07.06 【情報源】環境省/2010.07.05 発表
環境省は、平成22年度コベネフィットCDMモデル事業の募集(4月12日〜5月18日)に対して、1件を採択したと発表。この事業は昨年度より実施された事業で、大気汚染、水質汚濁等の公害問題が顕在化しつつあるアジア各国のニーズに対応したCDM事業をモデル事業として実施し、温暖化対策と公害対策のコベネフィットの実現を目指したコベネフィットCDM 事業の拡大・推進を図るもの。
発生するクレジットの50%以上をを政府口座に無償移転することを条件に、コベネフィットを実現するCDMプロジェクトの初期投資の2分の1(交付額の上限は10.8億円)が補助される。
今回採択された案件は、「セメントプラントからの余熱回収発電事業」で、日本テピア(株)が中国重慶市で実施するもの。【環境省】