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環境ニュース[国内]

第12回日中韓三ヵ国環境大臣会合 開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2010.05.25 【情報源】環境省/2010.05.23 発表

 第12回日中韓三ヵ国環境大臣会合(TEMM12)が、平成22年5月22日、23日に中国の北京で開催された。
 日中韓三カ国環境大臣会合は、北東アジアの中核である日本・中国・韓国の三カ国の環境大臣が一堂に会し、本地域及び地球規模の環境問題に関する対話を行い、協力関係を強化するため、1999年(平成11年)から毎年開催されている。
 主な出席者は、日本の小沢鋭仁環境大臣、中国の周 生賢(しゅう・せいけん)環境保護部長、韓国の李 萬儀(イ・マニ)環境部長官。
 5月23日の三ヵ国会合では、小沢環境大臣が議長を務め、各国の環境政策の進展、地球規模及び地域のチャレンジについて討議を行い、環境協力に係る三ヵ国共同行動計画」及び共同コミュニケが採択された。共同行動計画については、5月29〜30日に韓国済州島で行われる第3回日中韓サミットにおいて、韓国側より報告される見込みとなった。
 また前日の5月22日には、日中、日韓の二国間会談も行われ、小沢環境大臣より、東アジア共同体構想の実現に向けて環境分野での協力が中核的な役割を果たすべきこと、日中韓が協力して、アジアで低炭素社会(「東アジア低炭素共同体」)、低公害社会、循環型社会を実現すべく連携していきたい旨を申し入れたところ、中国側及び韓国側それぞれから賛同が得られ、中長期的に協力を進めていくことで合意した。
 また、小沢環境大臣より、越境汚染(黄砂、広域大気汚染、海洋ゴミ)対策、特に発生源対策の強化を申し入れたところ、賛意が示され、具体的な取組を進めることとなった。
 気候変動枠組条約第16回締約国会議(COP16:本年11月〜12月、メキシコ・カンクン)及び生物多様性条約第10回締約国会議(COP10:本年10月、愛知県名古屋市)の成功に向けた協力を確認した。【環境省】

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