一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成22年度環境技術実証事業「自然地域トイレし尿処理技術分野」実証運営機関決定、実証機関募集開始
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2010.05.17 【情報源】環境省/2010.05.14 発表
環境省は、平成22年度環境技術実証事業 自然地域トイレし尿処理技術分野の実証運営機関として特定非営利活動法人山のECHOを選定し、同法人により実証機関の応募の受付が開始されたと発表した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするもの。
自然地域トイレし尿処理技術分野は、山岳地や山麓、海岸、離島などの自然地域で、上下水道、電気(商用電源)、道路等のインフラの整備が不十分な地域、または自然環境保全に配慮しなければならない地域において、し尿を適切に処理する技術で、原則として洗浄水やし尿処理水を公共用水域等に放流・排水しない技術を対象としている。
実証機関の募集は、平成22年5月28日17時まで行われる。
募集に関する詳細については、プレスリリース及び特定非営利活動法人山のECHOのホームページ(http://www.yama-echo.org/)を参照のこと。環境省】